9月15日(木)に雑誌「花ぐらし」でおなじみの、元木はるみさんを講師にお迎えして、
秋のティーパーティー 第1回　『麗しの英国のローズガーデン』が開催されました。

イギリスのバラ 育種家デビッド・オースチン氏のお話から始まり
あの有名なウィリアム・モリス氏のお話まで、色々ご紹介いただき、皆様、まるで英国を旅した気分です。

特に皆様がお気に入りの2つのガーデンのお話をご紹介いたします。

キフツゲート・コート・ガーデン（コッツウオルズ地方）
こちらではあのグラハム・トーマス氏が庭園を訪問した時に、新種のバラと認定され、
キフツゲートローズと命名されたバラがあります。
親娘3代にわたるガーデンというのも珍しいですね！女性らしいとても繊細なお庭です。
お庭を引き継ぐっていうのは素敵ですね。

園芸愛好家のあこがれの地シシングハースト・カースル・ガーデン
1930年、廃墟だったエリザベス朝時代のこの洋館を買い取ったのが、
作家ヴィダ・サックルヴィル・ウエストと外交官の夫ハロルド・ニコルソン夫妻です。

イギリスで最も美しいガーデンの一つ。
特に有名なのが、ホワイト・ガーデンです。
ガーデンの中央にはパーゴラに白いバラ（ロサ・ムリガニー）が見事に咲き誇ります。
塔から見下ろす壮大な景色。想像が膨らみます。

当日のお菓子のご提供は、信州の「栗の木紅茶倶楽部」みちむらかよこさんです。
スコーンは特製のローズジャムを使用しています。ローズの香りがふんわり♪

そして本日の紅茶
パートリッジ「ロイヤルブレンド」

2杯目は、パートリッジ「アールグレイ」飲み比べができて楽しかったです！
ロイヤルブレンドはミルクティーにもお勧めです。

当日、紅茶は日本紅茶協会認定ティーインストラクターの黒岩純子さんに淹れていただきました。
いい香りです。

皆様、美しい英国のローズガーデンのお話を聞きながら、すっかり心は英国に旅立ってしまいました。
そこにお菓子と紅茶のいい香り。まさに夢心地です。
元木はるみさんが、各テーブルを回りながら、皆さんとお話をされて
また同じテーブルの方同士も、和やかにお話されていて、とても優雅な時間でした。

今回の食器はもちろん、エリザベスローズです。
お菓子との色合いも美しく、バラのお話にぴったり。やっぱりバラは英国で愛されている花なのですね。

英国には、それぞれテーマに沿った素敵なお庭がいっぱいあるのですね。