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Event Report エインズレイ イベントレポート

エインズレイの転写紙を使って オリジナルアイテムを作りましょう

先日5月17日、楽しみにしていた転写紙のイベントが、エインズレイ・ジャパン本社ショールームにて開催されました。
講師:中尾民子さんをお迎えして、エインズレイのホワイトサンドイッチトレイに特別に英国工場から取り寄せた転写紙を貼り、世界に一つのオリジナルアイテムを作成しました。

ペンブロック

午前中の1回目は、ペンブロック。午後の2回目がイングリッシュバイオレットです。

皆さん一生懸命、転写紙をカットして、どこに貼り付けるかポジションを決めていきます。
柄を切らないよう注意しながら、パーツごとにカットしていきます。

ペンブロック

お手本に作成された図を基に、配置をイメージ。
真剣なまなざしで、転写紙を置いていきます。

notes

エインズレイ英国工場の転写職人達は、デザイナーの描いた原画をもとに、職人自身のイメージを膨らませて、自由に転写を貼り合わせていきます。

構図が決まったら、転写紙を水につけて剥がし、サンドイッチトレイに貼り付けていきます。
皆さん、楽しそうです!

中尾先生に確認してもらいながら、作品を仕上げていきます。こちらは、イングリッシュバイオレットです。

カットした転写紙を、実際にサンドイッチトレイの上に置いてみてイメージを膨らませながら、デザインを確認していきます。
貼り付けた後、水分を拭き取りながら、気泡やしわが入ってないか見ていきます。
もしできてしまっていたら、カッターで僅かに切り込みを入れ、取り除いていきます。

notes

エインズレイ英国工場では、カッターでの切り込みは行いません。
万が一、気泡やしわが入ってしまった場合には、その時点で廃棄処分します。また、熟練の転写職人達は、殆ど気泡やしわが入ることなく、制作してまいります。

皆様、なかなか綺麗に転写紙を貼るのが難しそうです。

実はエインズレイ英国工場では、現在でもその道一筋の転写紙職人が転写紙一枚一枚を丁寧に手で貼ってゆく「ハンド転写」という技法で手作りで制作しています。
ですので、転写紙技法であっても、エインズレイの作品は一つ一つ手作り感が残るあたかい作品になるんですね。
実感してお分かりいただけたのではないでしょうか。

notes

今では、多くのメーカーで転写紙の貼り付けを機械でおこなう、マシン転写が主流となっております。
エインズレイの転写職人達は、18世紀と同様のハンド転写のみで制作をおこなっております。
(※詳しくはこちら >>エインズレイのクラフトマンシップ

ペンブロック

最後に金彩を施し、裏にサインを入れて、完成です。

皆さんお疲れ様でした!
ティータイムには大阪吹田市の英国風c a f e ローズティールームの手作りお菓子をお楽しみいただきました。

湯川みどりさんにこの日の為にご用意いただきました。

本日のメニュー
本日のメニュー

どれも美味しそうですね。 皆さんほっとした様子で、のんびりティータイム。
本日の紅茶は、王室御用達「パートリッジ」のミスターシェパードブレンドです。
紅茶は日本紅茶協会認定ティーインストラクターの黒岩純子さんが淹れてくださいました。 いい香りに癒されます。
ミスターシェパードブレンドは、ミルクとお砂糖をいれると、更に美味しくなりオススメとのことでした。

パートリッジ

お菓子の甘さが心地よいですね。
皆さんずっと緊張して作業を続けていたので、終わった後のティータイムが、緩やかに気持ちを解きほぐしてくれます。

皆さんの作品、どれも素敵ですね!

パートリッジ

焼き上がりが楽しみですね。

オリジナルのサンドイッチトレイは、世界に一つの特別な作品になりました。

◆中尾民子先生のお教室
Porcelain Art Nakao
白磁上絵付教室 主宰:中尾 民子
大阪府吹田市江坂町1丁目7番3号
TEL:06-6368-8657

◆ローズティールームさんのWebページはこちら
rosetearoom.com/index.html

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