Cha Tea 紅茶教室 代表 立川 碧さん
第7回 「エインズレイで楽しむ英国のティータイム」
こんにちは。Cha Tea 紅茶教室代表の立川です。
7回目になるこちらのコラムでは、今年からエインズレイ社とコラボレートで企画している
「エインズレイで楽しむ英国のティータイム」についてご紹介させていただきます。
レストランやカフェで柄付きの食器での食事提供が皆無になってきている昨今。
こだわりのある伝統的な食器に触れる機会はとても少なくなってきている気がします。
すぐには購入できなくても「憧れ」を持って、長い目で集めていきたい・・・そんな気持ちで、
念願叶って手に入れた食器を自宅で使用できることは、とても幸せなことです。
Cha Tea 紅茶教室ではそんな思いを持って、
私たちの｢好き｣な洋食器でティータイムを楽しんで頂いているのですが、
スイーツ以外のフードも皆さまと頂いてみたい・・・ケーキ皿以外のお皿も使ってみたい、
そんな生徒さんの声もいただき、実現したこちらのイベント講座。
2月はイングリッシュブレックファストをチェリー＆ブロッサムの食器で。
4月は英国人の日常食クランペットをエリザベスローズで。
そして6月はこだわりのサンドウィッチをイングリッシュバイオレットのシリーズで楽しんで頂きました。
【クランペット】
【サンドウィッチ】
テーブルにそれぞれのシリーズの食器がズラリと並ぶと・・・圧巻。
参加者の方から「わぁー！」｢素敵、素敵｣「幸せ−！」そんな声が自然と上がります。
１客でも素敵な食器ですが確かに揃った姿はさらにさらに輝きを増しています。
テーブルコーディネートされた食卓はデパートや展示会でも見ることは出来ますが、
実際に熱々のフードがのり、そして着席して、自分でその食器を使って食事が出来る機会は、
なかなか貴重ではないでしょうか？
【大使館でのエインズレイ磁器のコーディネート】
ティータイム中は、洋食器好きの参加者同士、自然に食器のお話しに花が咲き・・・
お互いに｢共感｣できることに笑顔が溢れます。
4月の講座では、エインズレイ磁器の歴史を、
そして6月の講座ではエインズレイ磁器に描かれるデザイン史についてお話をしました。
食器のデザインは、歴代の英国王の好みに左右されてきたことが分かり、皆さま改めて、
自分の好きなデザインが育まれた時代に関心を持たれたようでした。
陶磁器のデザイン、歴史に興味がある方は、私たちの著書もぜひ手に取ってみて下さい。
【英国ティーカップの歴史】
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