第2回 「ティーポットの中は家族の香り」

 日本でも11月の声を聞くと、街のあちこちにクリスマスイルミネーションが飾られ、夜になると宇宙の星が地上に降りたように
輝いて、つい立ち止まって 見とれてしまいます。
 風が一段と冷たくなって、手足が冷えてくると、熱い紅茶が体も心もふわっと温めて、一日の疲れが飛んでいくのがわかります。
 クリスマスを前に、どんな食事やスイーツを用意して、紅茶を
合わせようか、アイディアを決めておかなければなりません。
日本だとやはり七面鳥よりも チキンでしょうか。
それからピッザやキッシュ、ひょっとしたら手巻き寿司なんて
家もあるかもしれません。
 最近、手巻き寿司に使われる魚で一番人気がサーモンだと聞きました。いいですね。サーモンと言えばイギリスを連想させます。
ちょっとレモン汁を かけて、いや日本なので、ゆずやかぼすでも
いいかもしれません。
 フードが決まったら紅茶です。サーモンにもパイやケーキ、
ドーナツにも合います。小さな子供も年配者もみんなが飲めるような紅茶を選びます。 スリランカのウバルフナを少しライトに
淹れて、ブラックティーにすればチキンやピッザ、和食にもぴったり合います。 ケーキを食べるときは、さじ加減を少し多めにして、
低温殺菌牛乳をたっぷり入れたティーウイズミルクにしましょう。
チキンやキッシュ、ピッザなど少しスパイシーなフードの時に、ティーポットの中にほんの少し、シナモン、カルダモン、クローブを入れて紅茶と一緒に蒸らします。
 サーモンやアンチョビ、フルーツパウンドケーキなどの食べ物が主体の時は、ハーブのレモングラス、ミント、ラベンダーをほんの少しティーポットに入れて みてください。みかんのピール(皮)を1,2枚入れても爽やかな香りになります。
 エリザベスローズのティーポットは1リットルの紅茶を淹れることができます。ティーカップ7杯分、一度に7人は飲むことができます。でも3人用のティーポット と呼びます。それは一人がお代わりと半分くらいたっぷり飲むからです。
 ティーフードがいっぱい、紅茶がいっぱい、クリスマスの日のポットの中の香りはいくつになっても忘れない家族の香りがします。

クリスマスティーにお勧めの紅茶

ウバ(UVA)

秋から冬にかけて飲むウバの紅茶は、スリランカの1600mの高地で作られたものです。
7〜8月にかけて季節風の影響を受け、最高の 品質紅茶が生まれます。快い刺激的な渋み、
ティーテイスターがパンジェンシーと称賛します。 低温殺菌牛乳をたっぷり入れて、
ティーウィズミルクで召し上がってください。
クリスマスのケーキやグリルドチキン、チーズの料理にぴったりです。

ルフナ(RUHUNA)

砂糖がほんのり焦げた時のような甘い香ばしさを持った香りです。
味は濃厚さを感じ、まったりとした重みのある優しい渋みです。
水色は紫色がかった深い赤色。正にティーウィズミルクにぴったりです。
アラブの王侯貴族が最も愛飲すると言われている上質な個性の紅茶です。
チョコレートケーキ、焼き菓子、バターケーキ、フルーツパウンドケーキ等によく合います。

今回の磯淵 猛さん おすすめアイテム

紅茶専門店ディンブラ スリランカティー  ウバ(40g /紙箱入り)&
エリザベスローズ ピンク ティーポット

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エリザベスローズ ピンク ティーカップ&ソーサー

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