イギリスで「春を告げる花」として知られているのが
スノードロップ(SNOWDROP)というヒガンバナ科の花です。
冬の終わりから春先にかけて白い花を咲かせます。雪がまだ
残る冷たい庭に、頭にかかった雪を振り落すように下に向かって
咲きます。 それから、日本でもたくさん見られますが、ダフォディル
(DAFFODIL)と呼ぶのが黄色の水仙です。名前はダフォディルよりも
スイセンのほうが響きがいいですね。
北海道よりも緯度の高いイギリスでは、冬は薄暗く、冷たく寒いので、
もう春が待ち遠しくて仕方ないのです。窓の厚いカーテンを少し開け、
庭に咲いた春の香りの花を見つけると、急に心がうきうきしてきます。
そして、春を告げる食べ物も出てきます。苺です。ちょっと固めで、
酸味が強く、日本のようにスイートな感じではないのですが、この真っ赤な
色がたまりません。春です。あのスコーンを食べるときも、お皿に苺を
たっぷり盛って一緒に出します。 「ストロベリークリームティー」と呼んで、
春を感じるスコーンにします。
日本では桜の開花が一番待ち遠しいですね。天気予報の番組でも、
いつ桜の蕾が付いたか、いつ開くか、開花予想が南から順に届きます。
朝や夜はまだ冷えてとても寒いですが、夜ベットに入る前や、
朝の出勤前に
熱い紅茶を飲むと、体中がほかほかになって、一足早く春の体になります。
こんな時に便利なのが、桜の絵柄のエインズレイ・チェリーブロッサム
シリーズの
「ティーフォーワン」セットです。ティーカップに2杯分入るティーポットとカップが
一体化したセットになっています。紅茶を淹れた熱いポットでカップも温められます。
エインズレイのオリジナルともいえるティーセットです。
これはなかなか優れものです。